
概要
文書
確実な定量
広い直線性範囲とすべての主要な HBV 遺伝子型に対応する二重標的で、信頼性の高い結果が得られます。パンサー® システムでアプティマ HBV を実施することで、ウイルス量モニタリングにおいて、高性能と優れた自動化を実現できます。この組み合わせにより、検体から結果までを 1 台の一体型装置で得られます1。
効率的なワークフローと柔軟な処理
検体用の柔軟な EDTA チューブ、血漿調製用 ACD チューブおよび EDTA チューブはすべて検証済みです1。単一の検体で複数の検査を実行できます。正確な検体同定を維持するため、一次チューブロード時に手動での検体調製は行いません。
ランダムアクセスと、短い処理時間
バッチ処理はもう不要です。検体が検査室に到着したら、同じ検体からさまざまな検査のオーダーを実行できます。処理時間が短く、最初の結果はわずか 2 時間 41 分で得られます。STAT の結果を優先します2。
自動分析と希釈係数
Levey-Jennings プロットを使用した自動 QC 分析により、コントロールを追跡および傾向分析します。自動希釈係数を用いる少量検体オプション (240 μL) で、マニュアルの計算の代わりに自動希釈係数を適用します2。
診断の未来を簡素化し、拡張する
アプティマ HBV は、幅広く高性能のアッセイメニューとハイスループットの自動化を組み合わせたポートフォリオであるホロジック遺伝子検査スケーラブルソリューションの一部です。単一患者の結果から集団レベルの検診まで、ニーズに合わせて柔軟に拡張できるように設計されています。

優れた感度と高い精度
低レベルのウイルス血症検体も扱えます1。
10 IU/mL*
定量下限 (LLoQ)
1.0~9.0 log IU/mL
直線性範囲
広いダイナミックレンジにわたる確実な設計1
- ポリメラーゼ遺伝子と表面遺伝子の 2 つの高度に保存された領域をターゲットに
- HBV ゲノムの変異に対してさらに耐性強化
- 広い直線性範囲にわたって正確な定量を保証
- 遺伝子型:A-H
- 検体の種類:血漿および血清


世界的な課題
B 型肝炎ウイルス (HBV) は、肝炎を引き起こすことで知られているいくつかのウイルスの 1 つで、生涯にわたる感染、肝硬変、肝がん、肝不全を引き起こし、死に至る可能性があるとされています。世界保健機関 (WHO) は、HBV を世界で最も蔓延している感染症の 1 つとして挙げています。感染の蔓延と感染経路は世界各地で大きく異なります。世界の人口の約 1/3 に過去または現在の B 型肝炎ウイルス (HBV) 感染の兆候が見られ、世界中で 3 億 5000 万人以上に慢性 HBV 感染が発生しています3-5。
販売名:アプティマ HBV
体外診断用医薬品承認番号:30200EZX00028000
* 全ての遺伝子型で定量下限 (LLoQ) が確立されています(取扱説明書の「HCV の遺伝子型全体にわたる定量下限 (LLoQ) の決定」参照)。この遺伝子型データにより、アッセイの全体的な LLoQ 10 IU/mL が確立されています。
Aptima HBV Quant Assay [取扱説明書] AW-13182-001.Rev.007 San Diego, CA; Hologic, Inc., 2021.
Panther / Panther Fusion Operators Manual AW-26055-001 Rev. 001
Lok AS, McMahon BJ.AASLD Practice Guideline Update.Chronic Hepatitis B:Update 2009.Hepatology.2009; 50(3):661-662;1-36.
Aspinall EJ, Hawkins G, Fraser A, Hutchinson SJ, Goldberg D. Hepatitis B prevention, diagnosis, treatment and care: a review.Occupational Medicine 2011; 61(8):531-540.
Beckett GA, Ramirez G, Vanderhoff A, et al.Early Identification and Linkage to Care of Persons with Chronic Hepatitis B Virus Infection - Three U.S.Sites, 2012-2014.MMWR Morb Mortal Wkly Rep. 2014 May 9;63(18);399-401.